内閣総理大臣賞を受賞
｢シンクロアスリート｣は、東京工業高等専門学校の学生チームが開発し、第7回ものづくり日本大賞 ｢ものづくりの将来を担う高度な技術・技能｣ 分野 ｢青少年部門(大学・高等専門学校・専門学校クラス)｣において、内閣総理大臣賞を受賞しました。
体感型スポーツ観戦システム
「シンクロアスリート」は、選手目線での360度映像と音声に加え、その動きまで体験することができる、次世代型のスポーツ観戦システムです。独自開発のモーションシミュレータがセンサで記録したアスリート自身の動き、あるいはアスリートがあやつる乗り物の動きを忠実に再現。まるで自分がアスリートとシンクロしたようなVR体験が可能になります。
｢シンクロアスリート｣は、東京工業高等専門学校の学生チームが開発し、第7回ものづくり日本大賞 ｢ものづくりの将来を担う高度な技術・技能｣ 分野 ｢青少年部門(大学・高等専門学校・専門学校クラス)｣において、内閣総理大臣賞を受賞しました。
東京高専の開発モデルをベースに、リアルさを追求すべく、機能追加をいたしました。
5Gを活用した高解像度・低遅延でのLIVE伝送*に加え、運用ソフトの改良を行い、動きの反応速度をさらにアップさせました。
＊NTTドコモ様と共同開発
「シンクロアスリート」は、VODモードとLIVEモードを搭載しています。LIVEモードでは今まさに競技をしているアスリートが見ている映像と聞いている音声、そして選手の動きを体感できます。世界中、どこで行われているスポーツでも選手とシンクロできます。
独自開発のモーションシミュレータは、電動モータで動きを制御しており、一般的な油圧シリンダを使ったものと比較しとても軽量コンパクト。持ち運びが簡単にできます。機械部のみの重量は約40kgながら、最大120㎏ (搭乗者のみ)まで対応できます。
臨場感あふれるVR映像は、ヘッドマウントディスプレイに加え、3面ディスプレイにも対応しており、搭乗の待ち時間も楽しむことができます。またVRコンテンツに応じて動きの大きさを調整できるため、小さなお子様向けのイベントでも安心です。
｢シンクロアスリート｣は、アスリートにシンクロするだけでなく、アスリートと同じ空間にいる“テレイグジスタンス体験”も可能にします。居ながらにして、走行中のレース車両に搭乗したり、遊園地のアトラクションを体験したり、テレイグジスタンス分野での活用も期待されています。
